《枡、枡、半枡 ●益々繁盛●》
この泡盛44度 4500ml瓶は、2.5升瓶と言うことから、枡、枡、半升(益々繁盛)と縁起の良い容量とされています。 つまり一枡を一升とし、二升で(枡、枡)、0.5升で(半升)のゴロ合わせで、益々繁盛となります。
崎山酒造では、瓶熟成もできるように、あえて44度の泡盛を使いました。
ラベルには商売繁盛と書かれており、お店に1本、または贈り物にも最適ですね。
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■泡盛放送局からです■
泡盛放送局が始まってからの
初の女性ゲストだった崎山さんでしたが、
お話や語り口調も、すごく落ち着いていました。
会社でも総合的な管理をされていらっしゃるとのことでしたので、
それも充分納得です。
崎山酒造廠は戦前、首里赤田で創業し、
戦後、官営工場として現在の伊芸に工場を移すなど、
工場の場所や形態は変わっていきましたが、
現在は、民営として金武町で創業を続けておられます。
崎山酒造廠の泡盛の特徴ですが、
通常、伝統的手法とされてきた【老(ひね)麹】という製法からさらに、
三日麹と呼ばれる、麹を1日長く寝かせる手法(※注)を用いて、
泡盛を製造しています。この製法で作ることにより、
まるみのある、こくのある、キレのいい泡盛ができるとのこと。
※注)麹を長く寝かせると、脂肪酸がでてくるのだそうです。
この脂肪酸が泡盛の旨さを引き立てます。
さらに崎山酒造廠さんの、もうひとつの特徴は、
その泡盛に使われる「水」です。
金武町伊芸はもともと水の豊かな土地なんだそうですが、
その天然水(軟水)を、仕込みの段階から使います。
その使い方も、なるべく自然な形で使うのだそうです。
放送ではその他にも、最近発売されたこだわりの古酒のお話、
管理・貯蔵やブレンド技術などのお話もしてくださり、
あっという間に時間となってしまいました。
最後にお話いただいた、崎山酒造廠さんが今後目指していく、
『松藤ならではのオンリーワンでありたい!
自然に環境にやさしい企業でありたい!』
という言葉、私たちも見習わなくてはいけませんね。
■泡盛放送局からでした・・■